家づくりブログ

23/09/04

一宮市 ok様邸 完成見学会 ご来場ありがとうございました

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    昨日と一昨日の2日間、完成見学会を開催いたしました。9月に入り朝晩涼しくなったものの、昼間は『残暑』と言うより『酷暑』。身が溶けてしまいそうなお天気の中、今回も多くの方にご見学いただきました。ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。酷暑のお陰で、屋外と室内の温度の差が歴然。テントの下で、もう少しで干物になってしまうのではないかと思いながらも、皆様に『夏は涼し~いミノワの家』を体感していただけて良かったです(笑)

    そうよね~今回は体感する絶好のチャンスだったよね~逃してしまったわ~と言う方に、涼しさは体感していただけませんが、ok様邸を少しご紹介いたします。

      

    ok様邸は、1階26坪、2階12坪、延べ床面積38坪。1階に水廻り、LDK+和室、洋室があり、1階と2階の屋根が繋がっていますので、見た目も間取りも平屋に近い住宅です。屋根の形状を活かしたLDKの勾配天井の先に、2階の洋室に繋がる内窓を設けていますので、季節の良い時期に南北の窓を開けていただくと、心地よい自然の風を感じる事ができそうです。また、横に付いているガラリは、ok様からのアイディア👍このガラリを通じて温まった空気が、2階に設置した冷房用のエアコンのリターンへ利用されるようになっています。吹抜けが無いので、いい考えだと思います。

    今回、熱交換付換気扇は、2階の廊下の壁に設置されました。天井付けが多いのですが、壁にするとフィルターのお手入れが楽ちん👍平面計画である程度のスペースを確保する必要がありますが、もし余裕があれば壁付けはお勧めです。熱交換器を付けるか付けないか、迷われる方も多いと思います。UA値の計算では24時間の換気のロスまで配慮されていませんので、換気を何にされるかによって数値は変わりません。換気による負荷も加味したQ値は数値が変わり、空調機器の選定にはこちらのQ値を参考にしますので、エアコンの容量が変わってきます。エアコンを止めた時や日中日差しのあった冬の夜間は、熱交換器があれば室内の温度を長く持続することが可能で、より快適に過ごしていただけます。熱交換器によって電気代が削減されますが、そのもの自体が高いので、今は元を取るまではいきません。けれど、空間はとても快適になりますので、おすすめの商品です。

      

    間取りは、玄関入って直ぐに納戸兼パントリースペースがあります。勝手口とキッチンにも繋がっており、買い物して来て直ぐにいろんなものを収納できます。

       

    キッチンから、洗面、トイレ、脱衣室などの水廻りにも近く、家事動線も便利になっています。また、洗面横にはお母さまのお部屋もあり、お手洗いも近くて便利です👍

     

    そうそう、若手大工のh谷川君もカッコイイお気に入りのバイクに乗って、s井棟梁の丁寧な仕事ぶりを盗みにやってきました。h谷川君は、最近リモコンニッチの依頼が多いのが気になる様子。ミノワでは、ニッチは2つまでサービス工事。インターホンや太陽光のモニター、玄関の電気錠開閉や給湯器のリモコン、微妙にそれぞれ大きさや出幅が違うので、そのまま壁に付けると雑然とした感じになってしまいます。最近はこういった物が多く、ニッチの中にまとめるとすっきりするので、ご要望が多いのです。ok様もリモコンニッチと新聞紙を入れるマガジンニッチを造られました。ニッチ部分の羽目板張りも部屋のアクセントになっていい感じです。寡黙なh谷川君は、和室を入念に観察して、颯爽と帰っていきました。

    ok様、貴重な2日間をありがとうございました。そして、本屋さんで「エアコン一台で過ごせる家」を読まれて、「高気密高断熱の家(新住協)」の本に出合われ、数多くの工務店の中から選んでいただき、ありがとうございます。お話を伺って、もし家を建てる時期が違っていたら、ok様と出会う事がなかったんだなぁ、一期一会を大切にしなくてはと思いました。亡きお父様との思い出がつまった母屋をこれから壊されるのは悲しい事だと思いますが、まだまだお元気なお母さまと「夏涼しく、冬暖かいミノワの家」で良い思い出をいっぱい作っていただけたら嬉しいです。お引越し作業、暑い中大変だと思います。無理せず、お体に気を付けて行ってください。そして、これからもお付き合い、よろしくお願いいたします。