家づくり成功読本

#02

注文住宅の
価格を知ろう

  • 注文住宅の価格を知ろう

    注文住宅の価格を知ろう

     

    気をつけなければならない坪単価

     
     注文住宅の価格は、一般的に【坪単価】で表されていることが多いです。
    坪単価とは、一般的に「建物の本体価格」を「延べ床面積(坪)」で割った数値のことです。
    しかしこの坪単価。気をつけなければならないことがあります。
    それは、【坪単価の算出方法にはルールや規定がなく、各建築会社によって異なる】という点です。
    本体価格には様々な算出方法があります。
    本体価格だけのもの、インフラの設備工事が含まれているもの、照明やエアコンなどの工事が含まれているもの。この3つだけでも本体価格の考え方は大きく異なります。

    価格について
     
    住むためには建物本体だけでなく、様々な設備が必要となります。この設備工事を含まない建物本体だけの坪単価の場合、その他工事にかかる費用は別途請求されてしまう為、思わぬ出費が発生します。
    また、一般的な「延べ床面積」ではなく「施工面積」で算出する会社もあるので注意が必要です。

    面積について

    こちらは同じ取りの家ですが、延べ床面積で算出したAは50坪、施工面積で算出したBは60坪となります。
    パターン1~3の本体価格は同じですが、算出方法によってこのような坪単価の違いがでます。

    例1:パターン1の建物3,000万円 ÷ 施工面積60坪 = 坪単価50万円
    例2:パターン3の建物4,000万円 ÷ 延べ床面積50坪 = 坪単価80万円

    例1は坪単価は安いですが、別途費用が発生しせっかく立てた資産計画が台無しになりかねません。
    例2は坪単価は高いですが別途費用は発生せず資金計画を立てやすくなります。

    このように安易に安い坪単価に飛びついてしまうのは非常に危険です。その坪単価の中にはどのような内容が含まれているのか、しっかり確認した上で検討することが望ましいでしょう。
    ミノワの坪単価は、設備工事がすべて含まれた坪単価で表示しています。
    価格がクリアで別途費用が発生することはございませんので安心してご相談していただけます。

    建築費以外にも様々な費用がかかります

     
    注文住宅を建てる時、建築費用だけでなく様々な諸費用があることをご存知ですか?
    具体的な諸経費の一部は…

     ■ 住宅ローンの保証料と事務手数料
     ■ 不動産取得税
     ■ 印紙代
     ■ 生命、火災、地震保険料
     ■ 固定資産税・消費税
     ■ 都市計画税の精算金
     ■ 外構工事費用

    など。
    この費用は建物が2,000万円だった場合、約300万円~500万円にもなってしまいます。
    この諸費用も家づくりの予算に入れて総予算を算出し、資金計画を立てることが大切です。
    お金やローンについての話はナイーブなものですが、注文住宅を建てる為にはどのくらいの費用がかかるのかをしっかりと知り、細かい相談まで親身にのってくれる住宅会社を選ぶことをおススメいたします。