イベント

23/10/10

ぎふ住宅フェア2023

  • 三連休の初日、岐阜県庁北の結のもりで開催された『ぎふ住宅フェア2023』に『ぎふの木の住まい協議会』として参加しました。集合時間を1時間間違えて早く行ってしまったので、空き時間を利用して最近竣工したばかりという岐阜県庁舎も見学。

    隣に残る旧岐阜県庁舎と比べると倍くらいの大きさになっています。岐阜県は最近あちらこちらの市町村で、庁舎を新しく立て替えるところが散見され、キレイになっていくのがウラヤマシイところです。

    協議会の催事は人気投票と鷲見製材さん伝統の『バードコール』造りです。

    人気投票は協議会に加入する10社の渾身のプレゼンボードの中から気にいた1社に投票してもらうというもの、果たしてどこが最も人気があったのか。

    バードコールは木材の木口に穴を開けておき、同サイズのボルトを差し込んで、ボルトを回した時に木材と金属がこすれる音が小鳥のさえずりに似ているという玩具です。木材にポスターカラーで好きな絵柄を描いてもらっています。

    中にはこんな投票者も。

    投票後福引をしてもらい、1~3等の景品と残念賞として駄菓子を持って行ってもらいました。小さなお子さんには1等の飛騨牛よりも残念賞の方がよりどりみどりで良いようです。この日終盤に1等を当てた方が一人、存分に飛騨牛を堪能してください。

    人数に物を言わせて行うもう一つの出し物は子供用『ミニ上棟式』です。小屋組みのミニチュア(と言っても使う材料は原寸です)を用意し、スタッフの手伝いでお子さんに棟上げをしてもらうという、労働基準法も真っ青のイベントです。

    ミニチュアとは言え本格的な仕口を施した材料を順番通りに組み上げて建物を建てていく様子は、お子さんの目には興味深いものがあるようです。

    梁桁も組み上げていきますが、何しろ材料そのものは原寸ですので、お子さんの肩には少し重いため、ある程度スタッフが一緒に運んだりしています。

    垂木をかけて上棟までは完成。できあがった『住宅』の中に入って記念撮影。『仕事』の後の充実の表情です。この日参加したお子さんの中に2名ほど『将来は大工さんになりたい』『モノづくりをしたい』という子がいました。こういうイベントが貴重な体験になってくれたら良いですね。

    野外会場脇のアリーナの中では『東濃ひのきと白川の家』組合のブースも設けられ、こちらでも木造住宅の案内をしていました。その他企業もコロナ期間を耐え、この時を待っていたと言わんばかりの盛況、中には大学や高専の学生のブースも有り、非常ににぎやかな様相です。