家づくりブログ

16/04/09

200mm断熱住宅

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    写真は外周部に200㎜の断熱材を施した住宅です。

    【Q1.0住宅】 Q値(熱損失係数)が1.0以下の住宅

    熱損失係数はその住宅の断熱性能を表す数値です。数値が低いほどその住宅は外部に熱が逃げにくいことを表します。

    東海地方近郊ではQ値2.7くらいが目安ですので、Q値1.0とはかなり寒い地域に建築しても、ある程度の快適性が保て、冷暖房によるエネルギーの消費を抑えることができるものと言えます。

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    Q値の成績を算出する要因のひとつが断熱材の性能と施工する厚みによります。

    無論、性能の良いほど、厚みの厚いほどQ値は低くなります。

    通常の住宅では柱の太さは概ね120㎜を使用しています。そのままでは柱の間に120㎜までしか断熱材が充填できないことになりますが、今回の場合はその外部面にも断熱材を施工し、合計200㎜以上の断熱材厚みを実現しています。