家づくりブログ

24/04/25

能登半島地震 応援しています

  • 今年はめでたいはずの元旦に能登半島地震が起き、被災された方の心中をお察するにあまりあり、どこか気が晴れないまま今日に至っている方も多いと思います。そんな中、弊社の大棟梁は仮設住宅の建設に行かれました。先日一旦戻ってこられ、昨日は江南事務所で貴重なお話を聞かせていただきました。

    こちらの現場だけで、全国各地から150名の方が参加協力されていたそうです。北は北海道、南は熊本まで。以前震災に合われて、『当時助けてもらったから』と参加されていた方もいたそうです。大工さんは、どこに行っても人の役に立てて、いいなぁって思います。私も何かボランティアに~と友人に話したら、『かえって足手まといになるだけだと思うよ』と言われてしまい、確かにそう、もっと体力を付けてタフな人にならないとと思いました。

    『何事もなかったかの様に能登にも🌸が咲き誇っています。災害の悲惨さ、花の美しさ、自然の力は偉大です』棟梁から会長にLINEで送られてきたメッセージ。人間がやりたい放題自然を壊し地球温暖化になり、こんな震災や水害などの災害が多くなってしまったのか、だとするとこれから人間はどうやって生きるべきか。いろいろと考えさせられます。

    棟梁も初めは、応援にいっているのだから観光やお土産を買うのは・・・と思っていたそうですが、被災地でお金を使っていかなくてはと考えを改めて、作業の無い日曜日に観光をされたそうです。こちらは富山県朝日町の『春の四重奏』の様子です。残雪の朝日岳をバックに、チューリップ、菜の花、桜並木が色鮮やかで美しいです。

    兼六園や金沢城跡も綺麗ですね。応援でなくただの観光で行っていたらきっと楽しかったと思います。棟梁がどんな思いで観光されたのか、きっと複雑だっただろうな。現地に行った棟梁しかわからない、感じられない事。語り切れないものがある事をとても感じました。

    同じように被災された方にしかわからない想いがいっぱいあると思います。遠く離れていても寄り添って過ごしていきたいと思っています。一日でも早く心が穏やかに過ごせる日が来ますように。