家づくりブログ

16/02/11

美濃紀行

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    美濃市の市街地にある『うだつのある町並み』を見に行ってみました。天候が良く、観光日和ではありますが、非常に寒いため、人通りは少ないです。撮影にはちょうど良いですが。

    『うだつ』は火災時、長屋同士の延焼防止ための2階部分の袖壁が由来ですが、徐々に装飾華美に造られるようになっていき、豪華なうだつを造ることはその商店のステータスを表すものであったと伝え聞きます。立派な物を作ることができない(繁盛してない)店を指して『うだつが上がらない』という慣用句の語源になったとかならないとか。

    余談ですが私の学生時代の先輩に『宇田津さん』という方がいました。今も元気にしておられるのでしょうか。

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    何やら2階部分に社のようなものが・・。神様を祀るものでしょうか。

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    むくり屋根の商家。重い瓦を支えるため、上部方向に反らせてあるのだとか、これも装飾の一種となっていったのだ、というように習った覚えがあります。

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    電柱や電線が地中化されると本当に建物や景色が綺麗に見えます。

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