家づくりブログ

20/04/13

現場訪問記  -完成現場-

  • こんにちは。たがわです。

    建築中の現場にふらっと訪問し、職人さんに邪魔!と怒られない程度にお話を聞いたり、現在の状況を紹介していくブログです。

    訪問したのは今週末にお引渡しをさせていただきました高浜市にある現場です。(更新が遅くなってしまいました。)
    高浜市といえば三州瓦が知られており、石州瓦・淡路瓦と並ぶ日本三大瓦の一つで、日本最大の生産量を誇る地域でもあります。

    まずは今回の仕様をご説明します。

    屋根:高性能グラスウール16K t=300
    外周天井裏付加断熱 押出法ポリスチレンフォームt=50
    壁:室内側-高性能グラスウール16K t=120
    外壁側-高性能グラスウール16K t=105
    基礎:内部と外周底部1mに押出法ポリスチレンフォームt=50
    外部-ビーズ法ポリスチレンフォームt=75

    壁・基礎に付加断熱を施した高気密・高断熱住宅です。

     
    今回の現場はその三州瓦のCERAM-F FLATを使用した、和モダンな建物です。
    外壁は黒いガルバリウム鋼鈑で、玄関色に合わせて塗装した木の格子の色合いが引き立つ外観です。
    南側には端から端までウッドデッキが。

     
    2LDKの間取りは広々として余裕があり、1階リビング内にある書斎は、タタミコーナに腰かけて利用できます。


    キッチンはPanasonic L‐Class のトリプルワイドIHです。
    IHの手前にスペースがあり、ちょっとした作業なら移動しなくて良さそうです。


    キッチンからユーテリティ、脱衣室へと回遊動線になっているため無駄な動きをしなくて良い上にとても開放性があります。
    ユーテリティの床は、キッチンともにお手入れしやすくデザイン性の高いフロアタイルを使用しています。


    吹抜けにはインドア派の猫さんが室内でも楽しめるステップが取り付けられています。


    採用している熱交換換気扇はダクトレスで、1つのファンユニットが正転・反転を繰り返して給排気を行うものです。寒い冬・暑い夏の室外の空気が蓄熱エレメントを通ることにより快適な温度に交換されれる仕組みです。
    排気時に蓄熱帯に熱・湿気を預け、給気時にその熱・湿気を室内に放つので換気による内部熱を逃しません。
    冷暖房効果も期待できますね。