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『物があたって壁が凹んでしまった』との報を受け、補修に行ってきました。
こんな感じで壁の石膏ボードが割れてしまいました。
奥に見えるのは断熱材ですので、ここは外壁に面した内壁、ということになります。
今回の補修ではまず、周りのクロスをはがします。
次に石膏ボードを切り取ります。できるだけ正方形、長方形、直角はきちんと出しましょう。
『ひきまわし』という細いノコギリがあれば便利ですが、ない場合はカッターナイフでも比較的簡単に切れます。
下地をビスで止めつけます。
ちょうど半分かかるくらいで止めるのですが、あまり細い材だとボードの端で打たなければならず、割れる恐れがあります。
できるだけ幅の広い材が理想です。
この時ボードの端はカッターナイフでテーパーをとっておきます。(※テーパーとは角を少し斜めに落とす事です。)
ピントがボケています。
サイズに合わせて切り取った新しい石膏ボードを穴にはめ込みビス止めします。
この時こちらのボードのテーパーもとっておきます。
この後、クロスの補修に入りますが、テーパーを取っておいた部分にクロス用パテを塗りこむため、僅かな凹みをテーパーによってつくったのです。
こんな感じでクロス補修の下地処理は終わりました。
次はクロスの補修です。
石膏ボードのテーパーにクロス下地パテを塗りこみます。
これで段差なく、フラットな仕上面を作ることができます。
一緒に留めつけたビスの穴もパテ埋めします。
最後に糊付けしたクロスを貼ります。
下地よりも少々大きめのクロスを貼り、重なっている部分ごとカッターで切れ目を入れ、その後、余分な部分を取り除いて切れ目をぴったりと合わせます。
・・・文章では非常に説明しづらいので動画でもあればいいのですが・・・。
こうして職人さんに直してもらった壁面は既にどこが補修箇所かわからなくなって見えます。
石膏ボードの壁に何か当たって凹んでしまった場合は、こんな手順で補修をしています。