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丹羽郡ky様邸リフォーム

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    2021.11.01

     

    2年間手入れができていなかったという庭に剪定作業に入りました。中央付近にかつて門かぶりに植えられていたという松が立っていましたが、完全に伐採され、すっきりとした印象となりました。

     

    比較的大きく伸びていた松の木ですので、伐採した後結構トラックの荷台の大半を占めています。

    秋をすっ飛ばしていきなり冬になったような寒さと思いきや、日中はまだまだ20℃を超える日が続きます。本来なら紅葉しているモミジの木もどうしていいかわからずまだ緑のままです。


    2021.10.19

     

    30年以上前のOB様宅の台所の床張り替え工事です。元々は水をこぼしたり汚したりしても掃除がしやすいという事でクッションフロアを貼られていた様子。30年以上くらい前の住宅にはよくある問題ですが、その下に張られている合板の接着剤の接着力が無くなってしまい、通行すると床が沈んでしまう、という現象が起きているので、上から更にフローリングを増張するという方法をとる事にしました。

     

    見習監督のO本君が張り切ってクッションフロアをめくります。こちらも長年経って粘着力が無くなっているためか比較的簡単にはがす事ができます。はがした後、y江棟梁がフローリングの割り付けを行います。これくらいの時期に建てられた住宅は部屋ごとの建具の敷居が床から2㎝弱上がるように造られている事が多い(その敷居で各部屋の床を張り分けていたとみられます)ので新たに上から12㎜ほどのフロアを張っても段差ができにくいという利点があります。

     

    フローリング張工事開始です。今回はカラーフローリング張りとしました。無垢板の床に比べて水や汚れなどに強いという特徴があります。何より製品の幅が30㎝(無垢のフロアはだいたい10㎝くらい)有りますので比較的施工が早くできます。

     

    ところどころにある床下収納庫(この部屋には3か所あります)の大きさに合わせて床板を加工する作業がありますので少々手こずるのは否めませんが、それでも『通常の3倍のスピードで接近…』施工できるので思ったよりは早くできそうです。

    最近はあまり『床下収納庫を設置したい』という方は見えなくなりましたが20年ほど前までは比較的マストで設計に組み込んでいました。最近では床下収納ではなくパントリーをつくってほしいというご依頼の方が断然多く聞かれます。

     

    収納の蓋に使われていた合板です。指で押し広げるだけで簡単に積層の板が剥がれていきます。まだ合板の接着剤の品質がそれほど良くなかった時代、床下を除いてみますと当時のミノワの住宅では根太が約30㎝ピッチで並べられていました。筆者が学生時代に習った設計の例題では約45㎝ピッチである事が多く、(実際にそういったリフォームの現場も数多く見てきました)もしも45㎝でつくっていたらもっと沈み込みが大きかったのではと考えられます。

     

    少々収まりの難しい2連床下収納。正確には中央に下地が1本通っており、それがフローリングの割り付けと施工自体を難しくしています。ここの峠を越えればあと少し。冷蔵庫の下まで張り進めれば完成が見えてきます。

     

    事情により、庭木を2年ほど手入れできなかったとの事でこのリフォームを機に剪定もしたい、との事でw山造園さんに現場を見てもらいました。ここまで伸びる前はきれいな日本庭園だったであろう面影があります。


    2021.09.11

    外壁の弾性リシン吹付塗装が終わりました。吹いたところだけ少し明るくなっていますが、年月を経るに従いだんだんと馴染んでくると思われます。

    これで一連のリフォーム作業が終わりました。と、思ったら室内の床張工事のお見積りを依頼されました。続々とご用命いただきありがたい限りです。


    2021.09.09

    長雨の影響で外壁の塗装業者さんの予定が大幅にずれ込んでいましたが、ようやく外部の補修塗装に入ります。現状は弾性リシン吹付仕上、玄関サッシを取り換えた部分の周囲のみモルタル補修していますが、補修部分だけでなく比較的広範囲に吹き付けて違和感なく仕上げるそうです。


    2021.08.03

     

    浄化槽と配水管工事の傍ら、玄関サッシの取替工事も並行して行います。まずは30数年前に取付けられたという玄関アルミサッシを取り外します。周りはモルタル下地弾性リシン仕上ですので建具周囲にカッターを入れて取り外します。

     

    新しいサッシを取付け、レールの下に新たにモルタルを詰めておきます。引戸が動いた際に重みでレールが下がらないようにしておきます。

     

    配管工事を終えた元の犬走部分も、この後コンクリートを打設するべく型枠を組んでいます。


    2021.08.02

     

    屋外での作業に対して全く救いのない猛暑の中、各職人さんがコンクリートと格闘してます。かろうじて空調服で若干の涼は取れるもののまさに焼け石に水。熱中症にならないように休憩と水分を摂ってほしいものです。


    2021.07.30

     

    台所やトイレまでの配管が続々と敷設されます。重機の入らない狭い塀の内側や重い庭石の下をくぐって手作業で配管が伸びていきます。この日は猛暑日を超えた酷暑日。普通に外にいるだけでサウナにいるような熱気です。熱中症にだけは十分にお気を付けください。


    2021.07.28

     

    各設備の桝への配管工事。当時はまさか数十年後に配管をし直すとも思っていない外構の植栽やコンクリートの配置ですので、掘削だけでも一苦労です。


    2021.07.27

     

    合併処理浄化槽の埋設据付が完了しました。ここから宅内の各設備への配管工事が始まります。建築当時は浄化槽を設置するとは想定していない外構工事をしているため、各部への配管も困難を極めます。


    2021.07.26

     

    既存の車庫部分に新しく浄化槽を設置するため、一部を解体撤去します。取りたい部分だけキレイに解体するためにコンクリートカッターで土間を切断します。

    回転刃が摩擦で焼けてしまうので水を流しながら行う湿式の切断です。

     

    切断した部分のコンクリートを斫り取っていきます。駐車場に使われるコンクリートは少なくとも厚み10㎝はありますので、電動式の道具ではパワー不足との事で今回は大型のエアー式の斫り機を投入しています。

    どちらの機械も(と言うかコンクリートに関わる機械は)非常に大きな騒音が出ます。近隣の方々に事前にご理解をもらい、作業にかかります。


    2021.07.21

     

    浄化槽のブロア用の電源設置工事。たまたま近くに外部配線がありましたのでそこから分岐をする事ができました。アースを取るためにコンクリートの駐車場に開口していますが、これが厚いのなんの。境界ブロックが近いため、地中に基礎があるものと思われます。


     

    今からだいたい30年ほど前にミノワで建築された方からのご依頼です。当時付近一団の住宅地に設置された集中浄化槽が老朽化し、機能しなくなるのも時間の問題との事で町内会の決議により、各家庭に個別浄化槽を設ける必要が生じてきました。こちらでも江南営業所に相談があり、浄化槽設置を行う事になりました。個人では資金があるからと言って先に工事を行う事はできず、向こう10年くらいかけての順番待ちとの事です。