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家づくりのこだわり

HOUSING IDEA 02

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無暖房住宅への挑戦

  • 無暖房住宅への挑戦

    ミノワの家はあたたかい

    ミノワで建てていただいたお客様宅に足を運ぶと、こういった声を聞くことができます。

    「冬でも日中は暖房なしで過ごせています」
    「今年の冬はまだ一度も暖房を入れてないよ」
    「ミノワさんの吹き抜けは全然寒くないですね」

    代表の藤井はこうした言葉を聞けることがやりがいに繋がると話します。
    ここでは、私たちの“あたたかさ”へのこだわりについてお話したいと思います。

    最近では、家づくりにおいて「断熱」という言葉が当たり前のように聞かれます。
    この断熱が、あたたかい家づくりをする上での一つのポイントになります。

    断熱には大きく分けて2つの方法があります。
    柱などの構造材の間に断熱材を充填する「充填断熱(内断熱)」と、
    柱などの構造材の外側を断熱材でくるむ「外張断熱(外断熱)」です。

    ミノワは1999年頃から高気密高断熱住宅に取り組んできました。
    現在では充填断熱(内断熱)と外張断熱(外断熱)の両方を用いた断熱施工も出来るノウハウが蓄積されています。

    断熱2
    断熱4

    ミノワでは、1年中暖房冷房を使わなくても快適に過ごせる『無暖房住宅』の実現に取り組んでいますが、
    そこでポイントになるのが、ミノワが以前から取り組んできた「土壁」です。
    今のような断熱工法による高気密住宅が生まれる前から、ミノワでは「土壁」にこだわってきました。

    「土壁」のメリットは、蓄熱性が高く、防火性、耐久性、遮音性、吸放湿性に優れ、
    日本の高温多湿の気候風土に合うことです。

    例えば、冬は太陽の熱を多く取り入れて部屋をあたため、その熱を土壁に吸収させる事で、
    夜、温度が下がった時に、土壁の熱が部屋に還元されて温度の下降が緩やかになります。

    夏の暑い時期には、夜に外気を取り入れ、土壁の熱を下げておきますと、日中に温度が上って来た時に、土壁がその温度を吸収して室内の温度上昇を緩やかにします。その為40坪くらいの住宅でしたら、6帖用の壁掛けエアコン1台で除湿さえおこなえば、十分快適な室内空間を保つことが出来ます

    土壁2

    これらの要素、パッシブな設計・高気密・高断熱・土壁(蓄熱)を上手に組み合わせることで、初期投資は高くなりますが、少ない消費エネルギ−で冬暖かく、夏涼しい住宅が生まれるのです。

    住宅の方位や風の通り道を考えるパッシブデザインの要素を取り入れた平面計画、熱が外に逃げない外断熱工法、
    そして土壁を家づくりに上手に取り入れることで、従来の次世代省エネ基準の半分以下のエネルギ−で、夢の様な快適さを得ることができます。

    住宅業界には、熱損失係数という数字がありますが、ミノワの土壁高断熱の家はQ値 1W/m2K 前後の性能を誇ります。これは、北海道の基準値をも下回る数値です。

    ミノワは、『高気密・高断熱』+『蓄熱』+『パッシブデザイン』をキーワードに、
    暖房を使わなくても快適に過ごせる『無暖房住宅』を実現できるように技術を磨き続けています。