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家づくりのこだわり

HOUSING IDEA 06

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丈夫さが違います

  • 丈夫さが違います

    ミノワが初めて家を建てさせていただいたのが、昭和52年。
    そのお宅は、内装やキッチンはより使い勝手のいいものにリフォームさせていただきましたが、
    建て替えの必要は一切ありません。

    先日、そのお宅の奥様にお話を伺う機会がありましたが、
    裏手にちょうど同じ時期に新築の家が何軒かまとめて建っていたそうですが、
    今は全て取り壊されたり建て替えられたりしているそうです。

    ミノワは“丈夫で長持ちする家”を建てることを大切にしてきました。
    その為にこだわっているのが、地盤をきちんと調査し、その地盤に合わせた基礎を施工すること。
    どれだけ家の構造が頑丈でも、基礎の施工が不適切では、耐震性や耐久性は低くなります。
    ミノワの基礎は主筋16mm、補助筋13mm、配筋ピッチは200mm。立ち上がりの基礎幅は150mmで被り厚も十分です。
    また、ベタ基礎の下には防水シートを使用し、湿気にも配慮しています。

    基礎の上の土台には、米ヒバの4寸(120mm)を標準で採用しています。
    米ヒバにはヒノキチオールという、腐食やシロアリに強い成分が含まれている為、土台に最適です。
    ベタ基礎で、そのうえ米ヒバを用いますので、薬剤の散布も必要ありません。
    国産材にこだわられているお客様には、ヒノキや栗の土台をご提案することもあります。

    こうした基礎や土台の丈夫さがあって、壁などの構造が生きてきます。

    骨組

    阪神大震災の際、2×4(ツーバイフォー)住宅が地震に強いことが確かめられました。
    ミノワではその教訓を生かし、壁には筋交とともに体力面材を採用。
    床にも、火打ち梁と共に免罪を施工します。筋交と免罪、二重の備えで地震にも安心です。

    梁、桁には、ヒノキ、地松、杉、ケヤキ、ツガ、米松(ダグラスファー)を使用。
    お客様のご要望に応じて、それぞれの材料を適材適所で使い分けています。
    強度に配慮して、より太い材料を使いますので、地震にも安心です。

    材料選定に時間をかけるのもミノワの家づくりの特徴の一つです。
    一つ一つの自然素材についての解説を丁寧に行わせていただきます。

    菅柱には、ヒノキの4寸(120mm)、2階まで通す柱にはヒノキの5寸(150mm)を使用。
    1000年以上も前に建てられた法隆寺に見られるように、ヒノキは丈夫で非常に長持ちします。
    そのうえ見た目も美しい、日本を代表する木材です。

    ミノワは金物にもこだわります。
    最近は木材と木材の接合を金物だけで持たせる家も多いのですが、
    ミノワでは木組みをして、補助的にボルトなどの金物で固めていきます。
    普段は木組みの力で持たせ、地震などの緊急時には、金物の力を借りて揺れなどに耐える。
    それがミノワの家の考え方です。

    最後に、家の中で最も過酷な環境となる屋根のご説明です。
    垂木には、ヒノキの芯持ち材を用います。耐朽性に優れたヒノキ材を用いることで屋根を長持ちさせることができるのです。

    1棟目の住宅

    これまでもこれからも、丈夫で長持ちな家を作り続けていきます。