先日の土日に幸田町ts様のご厚意で完成見学会を開催いたしました。12月と言うのに昼間は半袖でも良いくらいの陽気ですが、さすがに落葉樹もそろそろ紅葉しておこうかと遅い行楽シーズンの中、遊びに行きたい気持ちをグッとこらえて、遠方にもかかわらずご来場いただきました皆様、ありがとうございました。

あ～しまった！家族で2025年新語・流行語大賞を予測しながら『働いて働いて働いて～』と言いながら気合を入れて大掃除していたら見学会に行きそびれてしまった！なんていう方に、少しts様邸を紹介いたします。

ts様邸は、南北に長い敷地に建つ29.15坪の平屋住宅です。南の日射を室内に取り入れるため、場所を取ってしまう玄関は西側からアプローチしています。玄関までの距離があるので、ポーチの高さまでスロープを設けています👍車いすやベビーカーを利用する人でなくても、自然にポーチまで上がれるのはとてもいいです。

外壁、屋根はガルバリウム鋼板です。外壁は、珍しく木目調のガルバリウムです。8山と言う細かい折り方なので、少し遠めに見ると木の様に見えます。塗装の商品に比べてお値段がUPしますが、メンテナンス周期は長そうです。

玄関ホールの南側の扉を開けると、約19帖のLDK。玄関に南面をゆずってもらって、明るく暖かい気持ちのいい空間。窓にブラインドシャッターが付いているので、日射を調整しながら過ごしていただけます。

ts様は壁の仕上げにもこだわられ、白い部分は全て漆喰塗です。出隅（出っ張った角部分）は、アールに面取りされています。そういった下地の部材があるのですが、巾木はh谷川棟梁がんばりました👍面取り2回技！きれいに納まっています。漆喰は滑らかな表情が特徴で、生クリームの様です。横からの光に当たって鏝の跡が見えますが、これがまたいい雰囲気。物干しを兼ねた廊下は機能的なだけではなく、気持ちも癒される素敵な空間です。仕上げでこれだけ印象が変わるとは！と改めて思いました。ご予算によりますが、おすすめしたい仕上げです。

キッチン横からウォークインクローゼット→洗面脱衣室→浴室が、廊下に並行して並んでいます。物干しの廊下と合わせて、くるくると回れる家事動線になっています。

ウォークインとキッチンの間の建具は、南の光を取り込めるようにしています。窓が無いスペースですが、日中は電気を付けずに使う事ができます。一部屋を介しているので、日焼けの心配ないですし、エコでいいですね👍

浴室は、天井をブラックにされてスタイリッシュな印象です。浴槽にジェットバスを採用されています。少し前までお風呂はコスト削減ポイントでしたが、最近は私も含めて日本国民みんな疲れているのかなぁ～(笑)お風呂時間くらいはリラックスしたいと言う方が増えています。こういったリラックスアイテムがあると、長めに湯船に漬かる事が出来、ヒートショックプロテインも生成されて健康に繋がっていいですね👍

ts様、一日でも早く新しい家に引っ越されたいところ、貴重な2日間をありがとうございました。断熱等級7のハイレベルな性能の住宅は、日本の二季化した長い猛暑に威力を発揮します。冬暖かいだけではなく、夏も少ないエネルギーで涼しく過ごせる快適な家で、s様ご一家が長く健康的な生活を送っていただけたら嬉しいです。