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コロナに3年間も翻弄され、世界中が一致団結してこの感染症と戦うのかと思っていたら、今年はまさかの戦争まで起きてしまっています。何だか変な世の中でいや~なニュースばかり。「オオタニさ~ん」の活躍だけが唯一の楽しみ今日この頃です💦そんな中、会長宛てに嬉しいお便りが届きました👍ちょっとミノワの自慢になってしまいます(笑)が、ブログに載せてもいいよ~とご了承いただきましたので、皆様にもご一読いただけますと嬉しいです。
Subject: 築20年でも新築同然 2022.9.28
株式会社ミノワ 藤井和治 様
春日井市の若林です。
先日電話で少しお話をした、リニア中央新幹線の地下工事に伴う家屋調査の件を、詳しく記します。
リニアの地下トンネル工事に伴って、万一家屋や土地に異常が発生した場合の補償に備えて、工事の前と後に該当地区の全家屋について、その傾きなどを診断するという調査です。
調査を担当するのは、中央建鉄株式会社名古屋支店という企業で、家屋調査・耐震診断・測量の専門会社です。
3週間ほど前、その会社から専門の調査員二人が私の家に来訪し、5時間ほどもかけて家の内外を、屋根の高さも含めて、ミリ単位で綿密に測量調査しました。
家の中の計19箇所で柱などの傾きを測定した結果、キッチン窓の木枠に4ミリの傾きがあるものの、問題はなく、あとの18箇所は全て0~2ミリに収まっており、「家として何の問題もありません。完璧な状態です」との診断でした。
特筆すべきは、その後の話です。
調査主任さんから書類に書き込む為に築年数を聞かれたので、「築20年です」と話したところ、彼は「ええっ?」と、文字通りのけぞるほど驚いて、「20年なんですか!」と目を丸くしました。
「きれいなので、てっきり新築のお宅と思っていました! 築20年でこの数値は凄いです! 新築と全く変わらないです!」と感嘆していました。
その主任さんの話では、「実は新築でも、傾きがあちこち4ミリ5ミリというお宅は普通ですし、中には測定するまでもなくて、目視だけで傾きが分かる家もあるんですよ。
それが築20年でも完璧なままというのは凄いです! よっぽど優秀な業者さんが建てたんですね!」と、しきりに感心していました。
私自身、20年も住んでいる家ながら、家屋調査のプロがここまで感嘆するほどの家だったか…と、今さらながらに感銘を受けた次第です。
この家も20年間風雨にさらされてきました。
写真の通り、南側に家がなく、駐車場になっているので、見晴らしが良いのですが、それだけに台風の時は南からの強風をもろに受けます。
また、地震も何度か経験し、この辺りで震度4ということもありました。
そうした事を経ながらも、専門家がミリ単位で『完璧です』と太鼓判を押すほどの状態を保っているというのは、実にありがたいことです。
測定したデータは、4ヶ月ほどかけて該当地区の全調査が終わってから、書類として各戸に郵送されて来るそうです。その時には、藤井社長がご所望でしたら、そのコピーをお送りします。
考えてみれば家というものは、建ててしまえば、後は第三者の専門家によるミリ単位の調査をする機会などは普通はないと思います。
我が家はたまたま、宝くじ当選並みの確率で(–;)リニア新幹線の工事地区に当たってしまったおかげで、図らずもこういう測定をする機会に恵まれたわけです。
築20年でも新築同然の家、という専門家のお墨付きを得ることが出来て、家族も満足しています。
㈱ミノワの皆さんの技術と誠実な仕事ぶりには、私は元から全幅の信頼を置いていましたが、今回こうして客観的なデータを得たことで、やはりミノワさんに依頼して良かったと改めて思っているところです。
ミノワさんにも、建ててから20年後の第三者による精密な診断というデータは珍しいでしょうから、ご参考までに、ここに報告する次第です。
ミノワの技術の確かさを客観的に立証したこの貴重なデータは、良い木の家を建てたいと願っている世間様の為に使えるようでしたら、貴社内で共有されるなり、また社外のどこかで活用されるなり、藤井社長の一存でご自由にして頂いて結構です。
どこへ出すにも、私の名前入りのままで一向に構いません。
私が偶々得たデータが世間様のお役に立てるならば幸甚です。
別件ですが、実は我が家がある映画のロケ地になり、玄関内外と廊下、リビング・ダイニング、和室、二階の寝室などが撮影に使われました。
事前の下見で東京から撮影スタッフが二度三度と来訪して作り込みの準備を重ね、2週間ほど前にあった本番撮影の日は約30名が我が家を埋めました。
私も妻も大変でしたが、皆さん口々に、「お洒落なお宅ですねえ」「木の風合いがいいですね」「完全なオリジナルデザインなんですね」「床も天然なんて羨ましい」「これがいわゆる匠の家ですね」等々と褒めてくれました。
やはり、この家は誰が見ても魅力的な家のようです。
この映画は国内と海外の某国で撮影され、来年秋に全国公開予定です。
ミノワの匠の家も全国デビューというわけです。国際デビューもあるかもしれません。(^-^)/
先日社長さんと電話でお話をして、この前お声を聞いてからもう20年か…と感慨深いものがありました。お元気なご様子で何よりです。
私も古稀になりましたが、妻共々病気もせず、それぞれの仕事に励んでいて、プラス私は相変わらず、マスターズ陸上の世界で100m競技に打ち込んでいます。
来月には静岡マスターズ陸上選手権に乗り込みます。
こうして元気でいられるのも、一つには、もしかすると木の家がもたらしてくれる健康効果もあるのかな…と思ったりもしています。
2022.9.28
若林龍之
20年前に、会長を始めミノワの大工さんとスタッフが家を造らせていただき、若林様がその家で元気に楽しく過ごされているご連絡だけでも嬉しいのですが、こんなにもお褒めいただけるなんて、会長は飛び上がってしまうくらい嬉しかったそうです👍
ミノワが若林様の家を造らせていただき、若林様がリニアに地下を譲って(?)改めてご自宅の良さに気付かれて嬉しく思っていただき、そのご自宅を撮影に提供されて撮影スタッフの方々が楽になり、良い事スパイラルが起きているように感じます。「働く」とは、「はたを楽(らく)にする」と言われています。楽は、「たのしい」とも読みます。私達の働きによって、一人でも多くの方が、若林様の様に人生を楽しんでいただけるように、精進していきたいと思います。
《後記》
若林様のお言葉に甘えて、図々しくもご自宅のお気に入りの写真をお願いしましたところ、今度は素敵なお便りとかわいいお写真が届きました。
家族が映っている方がいいかなと思い、妻にバルコニーに出てもらって撮りました。
私の好きな写真となれば、この1枚です。
二人で苦労して働きながら建てた家なので、私にとっては妻と我が家は同義語のようなものです。
追伸:妻は、いわゆる化学物質過敏性とまではいかないのですが、匂いに極めて敏感な体質なのです。
ミノワさんを知る前に、あちこちのモデルハウスや建売り住宅を見学に行きました。すると妻は、入ってすぐに、塗料や部材のせいなのか、匂いが非常に気になり、時には頭が痛くなる、気分が悪くなると言うのです。
『ここは私には無理…』と。
ところが、ミノワさんの完成見学会に訪れた時は、彼女が忌避するそうした匂いがなく、『何も気にならない』と、明るい顔で言ったのです。
実はその事がミノワさんに決めた大きな要因でした。
優れた建築会社に出会えるかどうかは、結婚と同じで、人生の大きな分かれ目だと、つくづく思います。
私は若林様にお会いしたことはないのですが、このお便りで「奥様はきっと素敵な方に違いない」と確信しました。そして、この様に奥様を想われる若林様も素敵な方だなぁと思いました。末永くお幸せに~と結婚式で送るような言葉ですが、心からそう思います。若林様、本当にありがとうございました。