家づくりブログ

20/01/21

現場訪問記  -クロス貼り-

  • こんにちは。ミノワのたがわです。

    建築中の現場にふらっと訪問し、職人さんに邪魔!と怒られない程度にお話を聞いたり、現場の状況を紹介していこうと思います。
    今日は1月20日「大寒」ですが全然寒くありません。
    江南事務所の周辺は一度も雪が降らずに春になるのでしょうか。

    さて、今日の現場は一宮市で、クロス工事をしていると聞き訪問しました。
    壁はガルバリウム鋼鈑とサイディングを使用し、破風・鼻隠し(屋根の端の細い部分)は壁に合わせて青色です。青色と木目の色合いがとても合っています。

     

    中に入るとクロス屋さんがパテ処理をしていました。
    プラスターボードのちょっとした隙間や釘跡などを丁寧に埋めていき、ペーパーをかけていきます。クロスを貼った時、凹凸が出ないようにする大事な作業の一つです。
    すぐ横にある太い柱は通し柱で240mmあります。(職人さんが写っていない画像は2階)

    機械にサイズを入力して出てきたクロスの裏には糊が付いています。
    大きさによって違いますが、この現場でのクロス貼りは1人で作業して約10日ほどかかるそうです。
    天井部分を貼っている職人さんを見るとまるで映画のマトリックスで弾を避けるキアヌリーブスのように体をそらして作業していることも。
    「腰とか首とか、痛くならないのですか?」とお尋ねすると「もう慣れですね。」とのこと。お疲れ様です。

     

    2階のクロスは大分進んでいました。寝室の壁には1面にレッドシダーが貼られ、その下は紺色のクロスでコンセント付きの腰壁があります。
    ここにはベッドが置かれる予定なので、ちょっとした小物を置いたり携帯電話の充電などできるようにしてあるんですね。

    トイレの壁の一部も貼り分けされています。
    グレーの小さい木がたくさん書かれているクロスですが、よく見ると・・・。

    あっ!ムーミン!! 隠れムーミンがいました。
    シックなムーミンクロスです。

    クロス貼り分けや木材の使い方で部屋の雰囲気はガラっと変わります。
    使われる予定の家具をイメージしながらのクロス選びは家造りの中でも楽しい工程の一つですね!