先日、「新住協」の全国総会が四国の香川県にて開催されたため出席してきました。新住協とは、日本の住宅性能の向上を目指す民間の研究組織で、全国の工務店や設計事務所等が参加しています。ミノワでも長年に渡り、この新住協から多くの事を学ばせていただきました。
　日本の住宅も高性能化が進み、断熱工法の技術はほぼ確立されたといって良い状況にあります。現在残された課題は、室内の空調や換気、日射取得熱の利用と遮蔽のバランス等となっていて、特に夏場の冷房時に省エネで快適な住まいとするために、各社さまざまな工夫をしています。
　今回の総会でも全国の工務店の取り組みについて色々とお話を聞かせて頂きました。夏対策は、間取り、日射遮蔽、空調計画と総合的な対策が必要となりますので、今後も全国の工務店の事例を参考にしながら快適な家の実現に向けて取り組んで行こうと改めて思う機会となりました。