ふくら雀と大寒波
天気予報によれば、明日から非常に強い寒波がやってくるそうです。 なんでも、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)という線状の雪雲がかかり続け、北陸を中心に、私たちの住む東海地方でも長く厳しい寒さになるとのこと。気象庁の会見では、特に注意するべきエリアとして、東海地方の太平洋側も挙げられていました。 水道管の凍結や、車の運転には、皆様くれぐれもお気をつけ下さい。
外の世界がどれほど厳しくても、一歩家の中に入れば、そこは穏やかで暖かい場所であってほしい。 ミノワの家はそんな家を目指して造られています。
そんなミノワの家、暖かい家の中から庭を眺めると、いつもより丸くふくらんだスズメを目にすることがあります。このふくらんだスズメ、実は冬の寒さから身を守るための工夫です。 羽毛の間にたっぷりと空気を含む事で、外気の影響を防いでいます。 この膨らんだその姿を、「ふくら雀」と呼ぶそうです。このふくら雀、時に「福来雀」と書き、縁起が良いとされているそうです。 古くからある言葉らしいのですが、私は最近読んだ本『トリノトリビア 鳥類学者がこっそり教える 野鳥のひみつ』で初めて知りました。 改めてスズメを観察すると、確かに冬のスズメは夏よりも明らかにもこもこしている事に気付かされます。
実はこのふくらスズメと、ミノワの家には共通点があります。
それは、「空気こそが、一番の防寒着である」ということです。
スズメや色々な野鳥たちが羽毛の間に空気を閉じ込めて体温を守るように、暖かい家をつくるための秘密も、実は「空気」にあります。私たちが壁の中に隙間なく断熱材を詰め込むのも、家全体をふかふかの空気の層で包み込むためです。 目には見えないけれど、動かない空気の層をつくること。 それが、外の凍えるような冷気から、家の中の暮らしを守る一番の方法なのです。
明日からの寒波、外は厳しい寒さになりそうです。 けれど、そんな日こそ、お家の暖かさがありがたく感じられる日でもあります。もしお庭で丸くなった雀を見かけたら、それは「福」が近くに来ている合図かもしれません。 皆様も、どうぞ暖かくして、安全にお過ごしください。
