年の瀬に年の功

クリスマスも過ぎ、今日は事務所の大掃除を終え、今年も残りわずかとなりました。
振り返ってみると、今年は「新しい発見！」というより、知っていると思っていたものの価値を、改めて感じる事ができた一年でした。

きっかけは友人達のひと言。
「ジブリパーク行かない？」
「歌舞伎、観てみない？」

どちらも自らは行かなかっただろう場所ですが、意外な体験をする事ができました。

ジブリパークは「多分一生に一度」と思い、なぜか一ヶ月前からジブリ作品を観返す本気モード。
おさらいのつもりが、大人になってから観ると感じ方がまるで違い、驚きました。
実際のパークも、建物や小物に至るまで来場する人を喜ばせる要素がいっぱいで、細部までこだわって考える事の大切さを改めて感じました。

事務所へのお土産にシベリアを買って帰ったら、
静かに反応する“隠れジブラー”が二人も現れ、二人の意外な一面も見る事ができました。

歌舞伎は、新しくなった御園座に入ってみたいという不純な動機で行きました。
高校時代はイヤホン解説の印象しか残っていませんでしたが、今回はイヤホン解説が無くても、すっと物語に入る事ができ、見得や大向こう、口上まで、素直に楽しむ事ができました。

同じものでも、立ち位置や経験が変わるだけで、随分と受け取り方が変わる。
それを実感できたのは、たぶん「年の功」かも知れません。

今年も当ブログを読んでいただきありがとうございました。来年も「隅から～隅まで～ずずずい～と～ミノワをよろしくお願い奉りまする～」皆様、良いお年をお迎えください。

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