本社〒509-1431 岐阜県加茂郡白川町黒川2478-6
江南営業所〒483-8043 愛知県江南市江森町南152
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「ミノワの家って、本当にあたたかいですね」
お客様から、こんなお声をよくいただきます。

「家中どこにいても、快適です」
「今年の冬は、まだ一度も暖房を入れていません」
「吹き抜けがあっても寒くないですね」

私たちは、こうした言葉を聞くたびに、家づくりの手ごたえを感じます。
ただ断熱材を入れるだけではなく、見えない部分まで丁寧に施工することが、快適さにつながると信じているからです。

ミノワが大切にしている“夏はすずしく、冬はあたたかい家”のつくり方をご紹介します。

高断熱工法

断熱性が高いと外気温の影響が少なくなり、冷暖房にかかるエネルギーが削減されます。

断熱方法には主に以下の2つがあります。
内断熱(充填断熱):柱などの構造材の間に断熱材を入れる工法
外断熱(外張断熱):柱の外側に断熱材を入れる工法

ミノワでは、この2つを組み合わせた付加断熱工法を施し、窓には樹脂サッシと複層ガラスやトリプルガラスを組み合わせ、断熱等級6〜7をお薦めしております。

高気密工法

気密性が良い(c値が小さい)ということは、建物の隙間が少ないということです。家の隙間から空気が行き来することが少なくなることは、断熱の効果を発揮でき室内の温度を保ちやすくなり、換気の効率も上がります。

気密と合わせて防湿層の施工を行うことで、室内から壁内への湿気の侵入を防ぎ、内部結露により躯体が劣化することを防ぎます。また、湿度が高い地域であることや、年々暑くなる夏場の夏型結露対策として、可変性調湿気密シートを採用しております。

現在の日本においては気密性能基準は義務化されていませんが、ミノワでは全棟で気密測定を行い、建物の機密性能を確かめています。完成のお引き渡し時に、測定結果報告書と実施証明書をお渡ししています。

熱交換換気

24時間換気に熱交換換気を採用することで、換気による熱の損失を減らし、少ないエネルギーで快適に過ごしていただけます。

熱交換をしない換気は、夏場は温かく湿った空気を取り込んで涼しく除湿された空気を排出し、冬場は冷たい乾燥した空気が取り込まれ温められた湿気を含んだ空気を排出してしまいます。

高断熱・高気密の家は、外壁や窓からの熱損失が大幅に減少した分、換気による熱損失の影響が大きくなります(断熱性能や気密性能が低い家の場合、換気による熱の損失は他に比べて大きくないです)。

高性能な省エネ住宅を実現するために、熱交換換気扇の採用を提案しています。

温熱環境計算ソフト
「QPEX」で計算

外皮の断熱性能のみを計算するUA値には、換気による熱損失が考慮されていません。廊下や洗面等を除いた主要な部屋だけの冷暖房を計算する一次エネルギー消費量計算では、実情の生活とは異なる結果(数値は良くて省エネ住宅でも、実際は増エネ住宅)となってしまいます。

温熱環境を左右する換気や気密性も考慮した、新住協の温熱環境計算ソフトQPEXを使用し、UA値のみではなくQ値を計算しています。また、QPEXでは居室のみではなく家全体の冷暖房を前提とした消費エネルギーを計算する事で、実情に近い建物の燃費を知る事ができます。

※UA値とは住宅の断熱性能を示す数値で、数値が低いほど熱が逃げにくいことを表します。
※一次エネルギー消費量計算とは、建物が消費する冷暖房・給湯・照明などの一次エネルギー量を算出する計算です。
※Q値とは、建物の外皮から逃げる熱量を床面積で割った断熱性能の指標です。
※新住協とは高断熱・高気密住宅を普及させる建築専門家の全国ネットワークです。一般社団法人 新木造住宅技術研究協議会(新住協)に加盟し、多くの経験を積んできました。

エアコン1台で家中快適

冷暖房の効率が非常に高くなる高断熱・高気密な家。40坪ほどの住宅でも、6畳用の壁掛けエアコン1台だけで、家中を夏も冬も快適な室温を保つことができます。
「こんな体験ができるとは」
「体調が良くなったよ」
そんな驚きの声が、多くのお客様から届いています。

パッシブデザインで、
さらに快適に

断熱・蓄熱に加え、太陽の角度や風の通りを考えたパッシブ設計も取り入れています。
・南から光を取り入れ、北側は熱を逃がさない
・窓や庇の設計で、夏は直射日光を遮る
・換気や採風の位置を最適化
自然の力を上手に活かすことで、機械に頼りすぎない、快適で心地よい住まいになります。

土壁がつくる、
やさしい“ぬくもり”

ミノワでは、伝統の土壁工法と高断熱工法を組み合わせた住宅も施工可能です。断熱性能だけでなく、土壁がもつ蓄熱性・調湿性・遮音性・防火性は、日本の風土に非常によく合っています。

冬は、昼間に取り込んだ太陽の熱を土壁が吸収・蓄熱し、夜間にじんわりと放出。室温の低下をゆるやかにします。

夏は、夜間に冷えた外気を取り入れ、土壁を冷やしておくことで、昼間の暑さをゆるやかに吸収。涼しさをキープします。

高性能 × 快適さを
両立する家へ

ご紹介した技術を採用し、住宅の設計・施工に活かす事で、少ないエネルギーで快適な暮らしを実現しています。
初期コストはやや高くなりますが、光熱費の削減・健康的な空気環境・長寿命の住まいを通して、
永く住むほど価値を実感できる家が、ミノワの家です。

新築も、リフォームも
お気軽にご相談ください。