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完成写真集

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愛知県江南市 M様邸


  • 古民家の古材を再生
    受け継いだ財産が甦る家

     昭和初期に建築した家を建て替えるにあたり「使える木材はできるだけ利用したい」と希望したM様。住みなれた家で使われていたのは「本栂」と呼ばれる国産材の栂(ツガ)で、今では希少価値の高い古材。丁寧に解体して、1本1本洗ったり削り直したり。新築の梁や柱、長押(なげし)など構造部分に使えるよう再生させた古材は、ほかにも建具などあらゆる所で息を吹き返す。冬に寒かった家も、高気密・高断熱のおかげで四季を通じて快適な毎日。古き良き趣が残る空間で、暮らしやすさも実感しながら新たに歴史を刻む家が完成した。


    [延床面積]241.79㎡(約73.1坪)/[工法]木造軸組工法
    [断熱]基礎に外断熱、ミラフォーム。壁・屋根に内断熱、グラスウール/[換気]局所換気/[屋根]いぶし瓦
    [外壁]サイディング/[内装]床はナラ材、壁は漆喰/[C値]1.8