今回の土日に、見学会を開催いたしました。時折小雨が降る曇り空の2日間でしたが、窓を開ければちょうど良い気温。エアコンが間に合わなかったので、助かりました。ご来場いただきました皆様、駐車場の用意が無い上、足元が悪い中、ありがとうございました。

あら～制御性T細胞で持病が治るかも！と希望を持ったのも束の間、自公連立解消など政治のゴタゴタで遅れている物価高対策、これからの日本は一体どうなるのか、天気と一緒で雲行きが怪しくモヤモヤしていたら、見学会を見逃してしまったわ～と言う方に、少しo様邸の紹介をいたします。昔旅館をしていた旧家を数年前に取り壊され、住宅のご新築と、離れを建てられました。敷地面積140.11坪、細長い敷地の一番奥に、1階24.44坪、2階19.81坪、合計44.25坪の母屋、その手前に町並みに配慮し車が見えない様に駐車スペースを確保されています。またその前に1階21.75坪、2階14坪、合計35.75坪の離れを建てられ、現在、入り口には門を建築中です。

母屋は、玄関に入ると、右手にシューズクローク。限られたスペースですが、収納棚が見えないようにすることで、建具で仕切らなくてもよくなり、視界が通るので広く見えます。シューズクロークの壁にはエコカラットを貼られ、玄関やLDKからも楽しめます。エコカラットは、調湿効果や消臭効果がありますが、デザイン性もあるので貼っても見えなくなってしまうともったいない。ko様邸は、エコカラットを貼るために造られたようなシューズクローゼットになりました👍間接照明（コーニス照明）もいい感じです。

玄関ホールからLDKに入ると、ピアノを置くかパソコンスペースになるスペースがあり、左手にはアウトドアリビングの様なタイルの床のスペースがあります。何に使うか決まりの無いちょっとした空間は、贅沢ですね。

ダイニングキッチンスペースは、広い空間に変化を付けたいという事で、1段天井を下げています。途中、o様のアイディアで木製ﾙｰﾊﾞｰを取り付ける事になりました。リビングのヘリンボーン風の床の張り方といい、こだわりを感じる部分です。

アウトドアリビングの上には、吹き抜けとキャットウォーク。いつものミノワ仕様の手すりではなく、今回はアルミの手すりを採用されました。小さめの吹抜けなので、視界が通って広く見えます👍外観は町並みに配慮されていますが、中に入るとスタイリッシュなko様邸です。

離れは、ご来場された方々にも、「ミノワさんらしいね」とおっしゃっていただけるほどの和の雰囲気です。玄関には旧家にあった丸窓を再現。犬山の城下町で良く観る格子模様を掛け障子に採用されました。玄関を通り正面には、旧家で使われていた収納階段がf木工さんによってきれいに蘇り、飾り棚として設置されています。

左手には、ダイニングキッチンスペース。趣味のコーヒーを本格的に淹れて楽しみたい。お父様のこだわりの空間です。

階段室の手前には和室があります。お父様のご兄弟が気軽にお参りできるように、仏間を離れに設けられました。真壁納まり(構造の柱が見える納まり）にしたので、ヒノキのいい香りがします👍

2階の洋室にも、多才なおじいさまの遺された油絵の作品を飾れるように壁際にピクチャーレールを取り付けました。早く眠っている作品が飾られたところを見てみたいです。床材は、久しぶりに無節の杉フローリングを使用しました。岐阜県の県産材を使う際にもらえる補助金で、節有から無節にグレードアップされました👍こんな補助金の使い方もよいですね。

o様、2日間ありがとうございました。最近、昨年の夏に格的に計画がスタートした時の事を思い出します。一日でも早く完成してほしいと言われていたお父様が、最近嬉しそうにしてみえるのを見るのが嬉しいです。ご家族とご両親、この2つの建物で、時には一緒に、時にはそれぞれの時間を別々に、楽しんで過ごしていただけたらいいなぁと思います。門の完成まであと少し。引き続きよろしくお願いいたします。