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OB様お宅訪問記

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築36年!みんなで建てた
ミノワ第一棟目の家

  • 36年前にミノワが初めて担当したY様邸。社長の藤井を交えて、当時から現在までの話をお伺いしました。

    ミノワ第1棟目の家

    《 長いお付き合いの始まり 》

    社長の藤井が独立したのが36年前。右も左もまだ分からなかった時、初めて仕事をさせてもらったのがY様邸でした。藤井とY様、職人の3人で、家づくりに取り組みました。「ちょうど私が、自分の人生設計で30歳までに家を作るという目標があったんです。学校を卒業して、消防署の仕事に入って、その4年後に家を建てました。藤井社長とは地元が一緒で、一つ下の後輩。大阪に大工の修行へ行っているのは知っていましたが、まさか社長になっていたとは(笑)。いよいよ独立するという話を聞いて、良く知っているので彼に任せれば間違いないなと家づくりを頼んだんです」。小さなご縁がキッカケで、長い間お付き合いさせていただいております。

    《 一歩ずつ進めていった家づくり 》

    独立間もないので、何もかもが初めてのことばかり。なので、すべてが試行錯誤でした。見積の仕方から、契約方法、そして確認申請の出し方など、一つひとつに手間取り、確認しながら行ったのは今ではいい思い出です。「浄化槽の裏に埋める機材が、申請書類と実際のものと違っていて。私が県の事務所にいってお叱りを受けたこともありました」とご主人。みんなで協力し、一丸となって家づくりをしました。「自分の人生を振り返った時、色々と間違ってきたこともあったと思いますが、ミノワさんを選んだことだけは間違いありませんでしたね。ミノワさんはこれまで400棟以上建てられていますが、これだけ続けていくのはとても大変なことだと思います。お客さんがお客さんを呼ぶという、素晴らしい環境が整っているんでしょうね」。そう言っていただき、本当にありがとうございます。第一棟であるY様邸のおかげで、今の私たちがあります。

    《 30年経っても丈夫で頑丈な家 》

    現在36年目ですが、ちょうど30年目にあたる節目にY様邸はリフォームをされています。「家はそれぞれの家庭の歴史ですよね。なかなか将来を見据えて建てるのは難しい。けれど子どもが巣立てば子ども部屋はいらないし、歳を重ねていくとその都度都度で求めるものが変わってきます。だから全面改装も迷ったんですが、いかんせんミノワの家の“第一号”ですのでリフォームを選択しました」。リフォームにあたって、耐震診断を入れさせていただきました。今はコンピューターを使えば振動をかけてある程度弱い部分の見当をつけることができます。弱いところが見つかれば、そこを重点的に補強しようと思いました。すると驚きの結果が!36年前に建てたにもかかわらず、昭和56年に制定された新耐震基準をほぼ満たすデータだったのです。「これは安心でよかった」と大幅な補強は必要とせず、リフォーム時には縁側部分の補強を少し加えたり、寝るところには何も置かないよう気をつけたり、茶箪笥を仕舞うように作ったりと、細やかな配慮を加えました。

    階段

    《 2世代に渡ってミノワの家 》

    現在Y様邸の敷地内にある、娘さんの家の新築、そしてお祖父様の家の茶室のリフォームも担当させていただきました。「藤井社長は本当にスタッフに恵まれていますね。ここに来てくれた大工さんもみんなすごくいい人たちでした。社長に全幅の信頼をおいているのが分かるんです。娘の家を建ててくれた大工さんなんて、神様みたいでしたよ(笑)。真面目で律儀、相談にのってくれるけど余分なことは言わない。そして現場がキレイなんです。木の端くれが一切残っていませんでした。本当に丁寧な仕事ぶりですね」。娘さんご夫妻はワックスを塗るなどこまめに家の手入れをしてくれているそうです。大事に住んでいてくれている様子を伺うと、本当にうれしくなります。

    《 まだまだ続くお付き合い 》

    Y様ご家族には、2年に一度のフェスティバル、OBが集まるやもり会にも出席いただいております。「何百人も集まるんですよ。お客様を大事にしているのが伝わってきます。やっぱり、これまで400棟も建ててきたということは、信頼の証。社長さんの力がすごいということですね」と奥さま。OB宅訪問にもご協力いただいており、いつもお世話になっております。「あとは、アフターフォローがとてもいいんですよ。おかしいところが出てくると電話するんですがほとんどオンコール。すぐに来てくれます」。何か不都合があれば、いつでもご連絡ください。これからもみなさまが長く、安心して暮らせるよう尽力させていただきます!